은/는 と 이/가 — 日本語の「は」「が」とずれるところ
日本語話者には有利な項目です。ただし完全には一致しません。ずれる場所だけ押さえます。
まず、ほぼ対応します
은/는 は「は」、이/가 は「が」にほぼ対応します。英語話者が何か月も苦しむところを、日本語話者はほぼ直感で通過できます。この記事は残りのずれだけを扱います。
形の選び方も同じ発想です。パッチム(子音終わり)なら 은・이、母音終わりなら 는・가。これは機械的で、一週間で考えなくなります。
| 책이 있어요 | 本があります |
| 책은 있어요 | 本はあります(ペンはないかも) |
| 제가 했어요 | 私がやりました |
| 저는 했어요 | 私はやりました |
ずれ その一 — 自己紹介
日本語では「私がマイケルです」と言う場面がありますが、韓国語で 제가 마이클이에요 と言うと「(お探しの)そのマイケルは私です」という限定の意味が強く出ます。
| 저는 마이클이에요. | はじめまして系の自己紹介はこちら ○ |
| 제가 마이클이에요. | 「そのマイケルは私です」と名乗り出る場面 |
ずれ その二 — 好き嫌いの対象
ここは日本語と同じで、英語話者がつまずく箇所です。日本語話者には自然に入ります。
| 저는 커피가 좋아요. | 私はコーヒーが好きです |
| 저는 김치를 좋아해요. | 私はキムチを好みます — 좋아하다 は他動詞 |
좋다(形容詞)は「が」、좋아하다(動詞)は「を」。日本語の「好きだ/好む」と同じ切り分けです。
ずれ その三 — 話題の 은/는 が主語以外につく
これも日本語と同じ働きですが、韓国語のほうが助詞を重ねる形が目立ちます。
| 오늘은 바빠요. | 今日は忙しいです |
| 여기는 처음이에요. | ここは初めてです |
| 그건 저는 몰라요. | それは私は知りません |
ずれ その四 — 「이/가」が答えになるとき
疑問詞(누가, 뭐가, 어디가)には必ず 이/가 が付き、答えも 이/가 で返します。日本語の「誰が」「〜が来ました」と同じです。
| 누가 왔어요? | 誰が来ましたか |
| 동생이 왔어요. | 弟が来ました |
| 동생은 왔어요. | 弟は来ました — 別の質問への答えになる |
日本語話者がやりがちな五つ
- 助詞を落とす。 会話では落ちますが、書き言葉と試験では落としません。日本語より許容度が低い場面があります。
- 「が」を全部 가 にする。 パッチムがあれば 이 です。책이、사람이。
- 自己紹介で 제가 を使う。 上記のとおり限定の意味になります。
- 「〜は〜が」の二重主語で語順を日本語のまま置く。 저는 키가 커요(私は背が高いです)は同じですが、長くなると韓国語のほうが語順が固いです。
- 「を」を全部 를 にする。 こちらもパッチムで 을/를 が分かれます。
仕上げ方
日本語話者にとってこの項目は理解より定着の問題です。理屈はすでに分かっているので、あとは口が回るかどうかだけです。
助詞は弱く発音されるため、黙読では飛ばしてしまいます。声に出して追いかけると、抜けた瞬間に自分で気づけます。